ブロッコリーを使う時は茹でることから始めます。
とっても単純な作業ですが、茹で加減って結構難しくないですか?油断すると柔らかくなってしまって食感が悪くなってしまうんですよね。
最適な茹で時間が分かっていれば失敗する心配もなし♪今回はそんなブロッコリーの下準備についてまとめてみました。
ブロッコリーの塩茹で方法と最適な時間は?
まずは基本的な茹で方を見てみましょう。
- まず、たっぷりのお湯を沸かして塩を加えます。塩の量は水1~1.5Lに対してティースプーン山盛り1~2杯が目安です。塩はしっかりと利かせた方が美味しいですよ。
- ブロッコリーを入れて2分が目安です。大きい場合は2~3分になります。
- ブロッコリーが浮いてくる場合は落し蓋または箸で混ぜながら茹でてください。
2分経った頃に一度、茎の根元部分を触るか食べてみるといいですよ。茹でたら水にさらさずにザルにあげて粗熱を取ります。
ゆでる際のおすすめの切り方について
ブロッコリーを茹でるときはそのままではなく小房に分けて茹でる方がムラがなく湯がけます。下の方から順番に切っていくと切りやすいですね。
茎の部分は、皮をむいてから切り込みを入れると火が通りやすくなります。十字に切り込みを入れるのがおすすめです。
ためしてガッテンで紹介されている方法
人気番組「ためしてガッテン」では、少量の水で茹でる方法が紹介されていました。
ブロッコリーは栄養がたっぷりなのですが、水に溶け出してしまうため、あまりたっぷりのお湯で茹でるのはおすすめではありません。
少量なら栄養も逃げず、また彩りも鮮やかになりますし、とっても簡単なので大きい鍋を用意する必要もありません♪
<ガッテン流フライパンで蒸し茹でする方法>
- ブロッコリーは小房に分けておく。茎も食べやすい大きさに切る。
- 深めのフライパンに水200ccと塩をひとつまみ入れたら先にブロッコリーの茎を入れて蓋をして3分(強火)。
- 3分後、水100ccを足して小房にしたブロッコリーを入れて蓋をし、さらに3分。
- ザルにあげて粗熱を取ればOK!
少量の水で蒸す方法です。栄養が逃げないだけでなく、野菜本来が持つ甘みを引き出してくれるんですよ♪サラダに入れても他の野菜に負けない味の濃さが感じられると思います。
茎の部分と時間差で投入することでシャキシャキ感が失われずに済むのもポイントです。すぐに出来て簡単に出来ますので、朝の忙しい時にもおすすめの方法です。
レンジを使った茹で方やコツについて
実はガッテンでは電子レンジを使って丸ごと蒸す方法も紹介されていました。豪快に蒸すのもいいですよ♪
- 耐熱皿にブロッコリーを乗せて大さじ3杯の水を振り掛ける。
- ラップをふんわりかけたら500wで4~5分、電子レンジで加熱する。
豪快に蒸すことでより栄養が逃げないんですよ。
食べるときは粗熱が取れてからキッチンバサミでカットしていけばOK!ラップを外した時に、ふわっとブロッコリーの香りが立ち、食欲を刺激すること間違いありません。
またレンジ調理なので手間もかからないのが嬉しいですね。
フライパンを使った茹で方やコツ
フライパンで茹でる方法は他にもありますので参考にしてみてください。
- ブロッコリーは小房に分ける。茎の部分は皮をむて薄切りにしておく。
- フライパンに切ったブロッコリーと大さじ3杯の水を加えて【強火で2分】。
- 火を消したら1分そのまま蒸らして完成!ザルにあげて粗熱を取ってくださいね。
コツは、たくさん水を加えないことでしょうか。水が多すぎると栄養が逃げてしまいます。
加熱時間はお好みで調整してみてくださいね。
圧力鍋を使った茹で方やコツ
実は圧力鍋と使うという方法もあります。味が凝縮されて美味しいということなので試してみる価値あり!
- 茎は皮をむいてから5~6mm幅に切る。房は小房に分け、金属製のザルに入れる。
- 圧力鍋に水を入れたらザルを入れて蓋をし加熱する。
- 圧がかかって吹き始めたら50秒~1分加圧します。
- 火を止めたら弁を開いて圧を抜く。そのまま1分半くらいおいてから蓋を開ける。
簡単でダッシュでできる茹で方はこれ!
画像引用元:https://www.youtube.com/watch?v=gMSc2Gok1GI
簡単にスピーディーに茹でるならやっぱり電子レンジが一番です。栄養もそのまま残るので味も良く、お弁当にもぴったりですよね。
耐熱皿に小房に切ったブロッコリーを並べてからラップをして、500wで2~3分ほど加熱するだけです。お好みで塩を軽く振ってもOK!
加熱後はラップを外して粗熱を取りましょう。そのままにしておくと余熱で火が入って柔らかくなってしまうのでご注意を。
ゆでてからの日持ち期間について
ブロッコリーは生の状態でも、茹でた状態でも基本的に3日を目安に食べ切るようにしてください。あまり日持ちする野菜ではありません。
夏場などは特に傷みやすいので、食べきれない時は冷凍することをおすすめします。
まとめ
■栄養逃がさないための茹で方はこれ
ブロッコリーはたっぷりの水で茹でると栄養が逃げてしまいます。そうならない為にも少量の水で蒸すか、電子レンジでチン♪するのがベストです。
こうすることで栄養が逃げないだけでなく、甘みが引き出されて美味しくなりますよ。
■簡単に失敗せず茹でるための方法はこれ
失敗しない為には時間に気をつけましょう。最初慣れるまでは短めに設定して途中で固さを確かめながら茹でるのが一番です。
目安は2~3分ですが、その後に調理してさらに火を通す場合はもう少し短めでもいいかもしれません。
ブロッコリーには体と美容に嬉しい栄養がたっぷり詰まっています。せっかくの栄養を逃さないためにも、茹で方にも少し気を配ってみてください。そうすることでより美味しく食べられますよ。
とはいえ、日持ちしない野菜でもありますので、購入してから食べるまでに時間が空く場合は冷凍するなどしておくといいでしょう。