ブロッコリーは年中食卓に並ぶ野菜ですが、11月~3月ごろが最も美味しいとされています。
栄養バランスがいいので積極的に取り入れたい野菜ですが、一房購入しても中々一度に使い切るのは難しいですよね。
そんな時に保存方法を覚えておけば無駄なく美味しく食べられますよ。
今回は、冷凍・冷蔵それぞれの保存方法についてご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
ブロッコリーの冷凍保存方法
ブロッコリーは日持ちしない野菜です。購入して2~3日もすれば黄色くなってしまいます。食べきれない時は上手く保存してあげないと美味しさも半減してしまいますよ。
おすすめなのが冷凍保存です。コツを押さえて無駄をなくしましょう。
■冷凍保存方法とコツについて
<ブロッコリーの冷凍保存の方法>
- ブロッコリーは小房に分ける。
- 1つ1つラップに包む。
- ジップロックに(2)を入れて冷凍庫へ。
なるべく早く冷凍したい時はラップに包んだ後にアルミホイルでさらに包むといいですよ。
★冷凍保存のコツ★
ブロッコリーを冷凍保存する際は生のままがポイントです。生のまま冷凍すれば歯ごたえを損なわずに保存が出来ます。また加熱しないのでビタミンCが抜けないのも◎。
茹でてから冷凍する人もいますが、そうすると水分が出てしまいべチャッとします。
■保存期間はいつまで?
生のままだと2~3日で変色しますが、冷凍保存することで日にちは延びます。食べ切る目安は【1ヶ月】です。
あまり長期間冷凍すると味が落ちてしまいますので注意しましょう。
冷蔵保存方法
お弁当などですぐに消費出来そうな時は冷凍するほどでもないですよね。そんな時の冷蔵保存も押さえておきましょう。
購入してきたブロッコリーはすぐに冷蔵庫に入れておきましょう。
■冷蔵保存方法とコツについて
<ブロッコリーの冷蔵保存の方法>
- グラスに水を入れて立てて保存する
- グラスごとポリ袋に入れて保存する
★冷蔵保存のコツ★
水につける前に茎の根元から焼く1cm切り落としておきましょう。そして根元がしっかり浸かるくらい水を入れて立てて入れます。
また乾燥を防ぐためにグラスごとポリ袋をかぶせます。輪ゴムして空気が入らないようにしてください。
■保存期間はいつまで?
グラスで常に水を吸水させ、乾燥を防ぐことで約10日ほどは日持ちします。
ブロッコリーにとっては野菜室よりも普通の冷蔵室の方が好ましい環境なので、野菜室には入れないようにしてください。
レンジで簡単にできる保存方法
画像引用元:http://electric-hikaku.com/denshirenji6/
茹でてから冷凍するとせっかくの栄養が逃げてしまうので電子レンジを活用して冷凍しましょう。簡単に出来るのでぜひ参考にしてみてくださいね。
■保存方法とコツについて
<方法>
- ブロッコリーは小房に分ける。
- 耐熱容器に(1)を入れてレンジで1分30秒加熱。
- ジップロックに重ならないように入れて冷凍庫へ。
★コツ★
(3)の際に空気は抜かないのがコツです。
■保存期間はいつまで?
一度茹でて下処理をしているので3~4週間で食べ切るようにしましょう。使用する際はそのまま料理に使えるので時短にもなりますよ♪
日持ちするゆで方&作り置き保存のやり方
たっぷりのお湯で茹でると栄養価が溶け出してしまいます。その点に注意して茹でれば日持ちするので覚えておくといいですよ♪
■保存方法とコツについて
<保存方法>
【材料】
- ブロッコリー 1株
- 塩 小さじ1
- 水 1リットル
【茹で方】
- 鍋に水を8分目まで入れたら塩と入れて火にかける。
- 洗ったブロッコリーは小房に分ける。茎は根元を切り落として皮をむいてから食べやすい大きさに切る。
- (1)が沸騰したら茎をまず入れ、次に小房を入れる。この時、小房の茎の部分が下になるようにする。
- 蓋は少しずらし、強中火で2~3分茹でる。茎の部分を食べて適度な硬さであればOK!
- ザルにあげたらそのまま自然に冷まして完成。
■保存期間はいつまで?
自然に冷ますことで日持ちが長くなります。とはいえ5日程を目安に食べ切るようにしましょう。
水にさらしたり、茹で過ぎると日持ちは短くなるので注意してください。
ブロッコリーの茎の保存方法は?
ブロッコリーの茎は皆さんどうしていますか?捨ててしまう人も多いようですが、ブロッコリーは房よりも茎の方が栄養が詰まっているので食べないともったいないですよ。
とはいえすぐに食べきれないですよね。そんな時は房同様に賢く保存しましょう!
■保存方法とコツについて
茎を保存するには冷凍がおすすめです。好きな切り方でOK!皮をむいて切った茎をジップロックなどに入れて冷凍庫へ入れるだけです。
使用する時は解凍させずにそのまま料理に使えばシャキシャキした食感もそのまま楽しめますよ。
★コツ★
特にコツはありません。皮をむいて切り、冷凍庫へ入れるだけなのでとっても簡単です。
■保存期間はいつまで?
保存期間は生のまま冷凍した場合は約1ヶ月を目安にしてください。もし茹でてから冷凍する場合はそれよりも短くなります。
ブロッコリーのオリーブオイル漬け
ブロッコリーにひと手間加えて保存するのもおすすめです。オリーブオイルで漬けるとそのままでも、パスタに絡めても美味しいですよ。パパッと出せるのに何だかオシャレ♪おつまみにもぴったりです。
■保存方法とコツについて
【材料】
- ブロッコリー 1株
- ニンニク 1片
- 塩 小さじ1/2
- オリーブオイル
【作り方】
- ブロッコリーは小房に分ける。茎はスライスしておく。
- (1)を耐熱容器に入れてラップをして好みの硬さになるまで加熱する。
- タッパーなどにつぶしたニンニク、オリーブオイル、塩を入れて混ぜる。
- そこへ粗熱を取った(3)を加えて冷蔵庫で一晩寝かす。
★コツ★
栄養が逃げないように茹でるのではなく、電子レンジで加熱します。粗熱を取る際は水にさらさずに自然に冷ましてください。
■保存期間はいつまで?
しっかりとした味付けではありますが、3~4日ほどで食べ切るようにしましょう。
ブロッコリーのピクルス漬け
画像引用元:https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1880000158/
最近人気のピクルスですが、ブロッコリーもおすすめです。暑い時期はさっぱりしたものが欲しくなりますよね♪あと一品欲しい時にも便利ですよ。
■保存方法とコツについて
<ピクルスの作り方>
【材料】
- ブロッコリー 1株
- 塩(茹でる用) 適量
- かんたん酢などの調味酢
- にんにく 1片
- 赤唐辛子 適量
【作り方】
- ブロッコリーは小房に分けてから塩を入れた湯でサッと茹で、ザルに上げて粗熱を取ります。
- 保存容器に(1)を皮をむいて縦半分に切ったにんにく、赤唐辛子を入れ、ヒタヒタになるまで調味酢を入れたら完成。
★コツ★
1~2日ほど冷蔵庫で寝かしてから食べるのがおすすめです。
■保存期間はいつまで?
冷蔵庫で4~5日です。少し硬めに茹でたものを使用しましょう。
新聞紙やキッチンペーパーを使った保存方法
ブロッコリーは新聞紙やキッチンペーパーを使って保存することも可能です。
■保存方法とコツについて
<保存方法>
ブロッコリーを冷蔵庫などに入れる前に、濡らした新聞紙やキッチンペーパーで包みます。その上から乾燥を防ぐためにラップなどでさらに包んでください。さらにビニール袋などに入れて冷蔵します。
★コツ★
冷蔵する時は立てて保存しましょう。鮮度が保たれます。
■保存期間はいつまで?
乾燥を防ぎながら保存した場合はおよそ10日は日持ちします。変色してきたらすぐに食べきるか、冷凍した方がいいでしょう。
チルドルームが実はオススメ!
画像引用元:https://news.cookpad.com/articles/19189
冷蔵保存する場合は野菜室かチルド室か、どちらがいいと思いますか?
実はブロッコリーは寒い場所を好むので野菜室よりもチルド室の方が適しているんですよ♪
■保存方法とコツについて
<保存方法>
ブロッコリーはビニール袋などに入れてふんわりと空気を入れた状態で輪ゴムなどで口を閉じてチルド室に入れるておくだけです。
★コツ★
なるべく乾燥させないようにしてくこと!
■保存期間はいつまで?
10~14日くらいは大きな変色もありません。それ以上の場合は冷凍庫で保存する方がいいかもしれませんね。
結果・ブロッコリーの保存方法のおすすめは?
ブロッコリーの保存についてはさまざまな方法がありますね。鮮度を保ち、栄養価も逃がさない方法はやっぱり生のまま冷凍する、ではないでしょうか。
使用する時は解凍せずにそのまま料理に使えばベチャベチャにもなりません。
安売りの時などでたくさん購入した場合、自分に合った方法で賢く保存すれば節約になりますよ♪