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ブロッコリーの驚くべき効果

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【栽培】ブロッコリーの育て方!土つくりから収穫まで紹介 ※プランターや畑での場合

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ブロッコリー 栽培

家庭菜園が人気で、いろんな野菜を自家栽培している人も増えてきました。今回ご紹介するブロッコリーも人気なんだそうです。

そこで、初心者でも栽培出来るのか、またコツなどはあるのかなどなど調べてみました。

興味がある人もない人も、ぜひチェックしてみてくださいね。

ブロッコリーの育て方・栽培について

ブロッコリー栽培

ブロッコリー栽培というのは実は初心者にもおすすめなんですよ。一見難しそうに見えますがコツさえ押さえていれば上手に栽培することが可能です。

畑がなくてもプランターでも可能ということなので、これから何か始めようと人にもおすすめの野菜です。

ブロッコリーの栽培時期はいつ?

ブロッコリーを栽培する時期ですが、「春まき」と「夏まき」とあります。

中でも家庭菜園として育てやすいのは「夏まき」になります。この場合は秋冬に収穫となります。

7月中に種まきをし、その後苗付け、収穫時期は10月~2月です。

プランター・畑での栽培方法の違いについて

大きな違いはありませんが、プランターの場合はどうしても場所に制限があります。広いスペースがないので収穫出来る量も畑に比べると少なくなります。

プランター栽培の場合は60cm以上の大きめのものを使用してください。

ブロッコリーの栽培方法について

≪育苗≫
ブロッコリー栽培で一番最初にするのが育苗です。苗を育ててから畑やプランターに移してくださいね。

■種まき

  1. まず9cmポットに土を入れて用意します。
  2. 1ポットにつき3~4粒の種をまき、軽く覆ったらたっぷり水をあげてください。
  3. 発芽したら間引きを行い、1本立ちにした後に葉が4~5枚になるまでそのまま育てましょう。

■土つくり

野菜を栽培するには適した土づくりが重要です。ブロッコリーの場合は排水性、保水性の良い土壌を好みますので合った土づくりを行ってください。pH値は6.0~6.5を目安にしてください。

堆肥、元肥を鋤き込んで耕したら株間は40cm。少し高めの畝を立てましょう。

土壌が酸性の場合、根コブ病になりやすいので注意してください。

使用する肥料は「ボカシ肥」や「マイガーデンベジフル」といったバランスタイプの配合肥料がおすすめですよ。

≪栽培≫
いよいよ栽培です。ブロッコリーは連作出来ませんので、同じ畑で栽培する場合は2~3年空けてください。

■植え付け

しっかりと育った苗を畑に定植させていきます。株間は40cmで深植えに気をつけましょう。定植する前に、ポットを水につけておくか定植した後にたっぷり水をあげるかしましょう。

定植後は害虫対策を行います。虫除けネットや寒冷紗を掛けてください。苗が十分に育つまでは害虫には特に注意してください。

この段階で成長点が食べられてしまうとその後十分に育ちません。

■追肥

株を育てるには追肥を行います。外葉がしっかり育つことで品質の良いブロッコリーになります。

植え付けをしてから2週間後に1回目の追肥をしてください。本葉が7~8枚になっている頃です。追肥をし、土寄せをして株を安定させましょう。2回目の追肥は本葉が15枚の頃を目安に行ってください。

ちなみに頂花蕾が出来た後は追肥はしません。蕾が上手く育たなくなるなど質が悪くなってしまいます。

■収穫

いよいよ収穫です。株の頂点の蕾(頂花蕾)が10~15cmになれば収穫時期となります。この頂花蕾という蕾の下を切り取ります。

切り取ったあとは「わき芽」が出てきますが、そのまま伸長させれば2回目の収穫も可能です。頂花蕾だけであれば15cmを超えての収穫もOK!

ただし、収穫時期が遅れると味を食感も悪くなり美味しくありません。さらに遅れた場合は花が咲きます。あまりタイミングをずらさないように注意しましょう。

生育不良について

ブロッコリー栽培で気になる生育不良やトラブルは次のようなものが多いです。

花茎空洞症
茎の中心部分に空洞が出来ます。これは主に土壌に原因があります。窒素過多や水分過多にはなっていませんでしたか?生育旺盛な株によく見受けられる症状です。

リーフィ
「さし葉」「葉挿し」ともいわれます。花蕾の中に小さな葉が出るものでよくある症状の一つでもあります。花蕾が発育する段階で30度以上の高温になると発生します。また窒素過多によって助長されます。

ボトニング
花蕾が十分に育たない症状です。小さいまま大きくなりません。早い段階で長期低温に見舞われた場合や、肥料不足が原因となります。

ヒュージー
花蕾の表面が羽毛のようなものに覆われる症状です。花蕾が発育している際に30度以上の高温にあった場合によく起こります。他にも窒素過多が原因の場合もあります。

害虫被害について

ブロッコリー 害虫

画像引用元:http://yasaitosyokubutsubyoukitaisaku.com/gaityuutaisaku/burokkori.html

ブロッコリーは害虫被害が多いので、注意が必要です。特にしっかりと育つ前に被害にあった場合、その後の発育にも影響を及ぼします。見つけたらすぐに駆除してくださいね。

アオムシ
モンシロチョウの幼虫です。緑色で葉を食害します。

ニセダイコンアブラムシ
体長は約2mmほどの小さな虫ですが、集団で棲みつきます。主に汁を吸ってブロッコリーの生長を妨げます。モザイク病のウイルスを媒介する虫でもあるので注意してください。

コナガ
体長は約10mmほどになります。淡い緑色をしていて、主に葉を食害します。

ネキリムシ
体長は約4cm。芋虫のような幼虫です。主に地ぎわで活動し、苗を噛み切ります。

他にもたくさんの害虫がいます。防虫ネットなどを上手く活用して対策を取ってください。

育て方の大事なポイントはこの2つ!

ブロッコリー 育て方

ブロッコリーを育てる上で大切なポイントは【追肥のタイミング】と【害虫対策】です。

植え付け前にしっかりと土壌を作り、適したタイミングで追肥を行います。この時に手をかけてあげることで大きな蕾が成長します。

また初期段階での害虫対策も怠ってはいけません。アブラムシやアオムシなどはブロッコリーなどのアブラナ科の葉を好んで狙ってきます。酷い時は一晩で苗が全滅してしまう恐れもあるんですよ。

まとめ

ブロッコリーは追肥のタイミングを逃さなければ初心者でも栽培出来そうですね♪プランターでも栽培出来るということなので、ベランダ栽培にもおすすめです。

ブロッコリーの仲間の茎ブロッコリー(スティックセニョール)も最近人気なんだとか!楽しみながら家庭菜園、本当におすすめですよ♩

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